【ロードレース観戦記】 ツール・ド・フランス2018 コースプロフィールを眺める ステージ1~ステージ9
さぁ、今年もやってきたよツール・ド・フランスが。レース前にイロイロ予習していきましょう。
コースは全部で21。カテゴリ内訳は
・平坦8
・中級山岳5
・山岳6
・山頂フィニッシュ3
・個人TT1
・チームTT1
比較的難易度低いかな。
今年は通過順にボーナスタイム3、2、1秒がもらえるボーナスタイム区間があるらしいけど、レースにどう影響するか全く見えない。全然影響しない可能性もある気がする。笑
ま、細かいところは置いておいて、コースを順にみていきましょう。
第2、第3週はこちらから
oraoramudamuda00gmailcom.hatenablog.com
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- ステージ1 195km 平坦ノワールムティエ=アン=リル ~ フォントネー=ル=コント
- ステージ2 185km 平坦ムイユロン=サンジェルマン ~ ラ・ロッシュ=シュル=ヨン
- ステージ3 35km チームタイムトライアルショレ ~ ショレ
- ステージ4 192km 平坦ラ・ボール ~ サルゾー
- ステージ5 203km 中級山岳ロリアン ~ カンペール
- ステージ6 181km 中級山岳ブレスト - ミュール・ド・ブルターニュ
- ステージ7 231km 平坦フジェール ~ シャルトル
- ステージ8 181km 平坦ドルー ~ アミアン
- ステージ9 154km 平坦アラス ~ ルーベ
ステージ1 195km 平坦
ノワールムティエ=アン=リル ~ フォントネー=ル=コント
まっ平なレイアウトで終始パレードラン的な穏やかな一日になるんじゃないでしょうか。風とかがなければ、まず間違いなくスプリント勝負。ラスト30キロ弱のところに4級の山岳ポイントがあって、ジャージを狙う選手の動きは確実にあるだろうから、そこで展開が生まれるかどうか。まぁ、波乱はないだろうな。笑
ステージ2 185km 平坦
ムイユロン=サンジェルマン ~ ラ・ロッシュ=シュル=ヨン
前日に比べるとギザギザがあるんで、飛び出しての独走か小集団スプリントになる可能性はあるような気がする。いや、ないか。笑
ボーナスタイム区間でマイヨジョーヌ狙うチームがあるかも。まぁ、ここもたぶんスプリントでしょう。
ステージ3 35km チームタイムトライアル
ショレ ~ ショレ
チームタイムトライアルが久々にツールに登場。総合系ライダーにとって最初の山場ですね。SKY、BMC、SUNWEB、QUICK STEP あたりが優勝争いの主役でしょうか。AZ2Rのバルデ、MOVISTERのキンタナ、ランダあたりが致命的なタイムを失わないようなタイムで走れるかが注目。まぁ、総合優勝するんだとしてら、2分以上タイムが付いたら、結構つらいと思う。
ステージ4 192km 平坦
ラ・ボール ~ サルゾー
たぶん、スプリント勝負になるだろうけれど、途中の4級~ボーナスタイム区間でイロイロ動きがあるんじゃないでしょうかね。もしかしたら、飛び出しての逃げ切りや小集団でのスプリント勝負なんてことになるかもしれない。
ステージ5 203km 中級山岳
ロリアン ~ カンペール
かなり面白い展開がありそうなレイアウトですね。逃げ切りの勝利が決まりそうなだけに、総合優勝を狙う選手やチームがすでにマイヨジョーヌを保持していた場合、ここでいったんジャージを他に譲ることもあるでしょう。逃げ切り狙う選手、山岳賞を狙う選手、単純に勝ち逃げに乗りたい選手が入り混じって序盤からアタックが合戦が白熱するはず。ゴール前も微妙に登っているだけに、総合系で少しタイム落とす選手がいてもおかしくない。
ステージ6 181km 中級山岳
ブレスト - ミュール・ド・ブルターニュ
激坂「ミュール・デ・ブルターニュ」を2回登ってゴール。全長2000m/最大勾配15%/平均勾配6.9%と、タイム差が簡単につきそうな坂。2015年にこの坂が同じくゴール地点として登場したときは、ヴュイエルモーズが優勝して、ニバリが10秒失いましたね。
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総合系の選手に加え、アラフィリップをはじめとするアルデンヌクラシックハンターたちが激しいアタック合戦を繰り広げることは間違いなさそう。
ステージ7 231km 平坦
フジェール ~ シャルトル
地味に今大会最長のステージ。ま、距離が影響しそうなところはないかな。笑
ステージ8 181km 平坦
ドルー ~ アミアン
今年のフランス革命記念日は平坦ステージ。去年はバルギルが見事に勝利を飾ったけれど、今年はフランス人勝てるでしょうか。デマールあたりはのどから手が出るほど欲しいステージでしょうね。
ステージ9 154km 平坦
アラス ~ ルーベ
休息日前のステージは大体やばいステージが来るけど、今年も来ました目玉ステージ。まさにミニ・パリ~ルーベ。第8セクターのモン・サン・ペヴェル、第2セクターのカンファナン・ぺヴェルは本家でも重要なセクションとして名高い区間が組み込まれていて、フランダース職人たちが勝利を狙ってくるでしょう。
総合系の選手でタイム稼げそうなのは、パヴェが得意なニバリ、未舗装区間のあるストラーデ・ビアンケで良い走りを見せてたバルデ、あとなんとなくバルベルデ。(笑)
それ以外の選手は戦々恐々としているはず。真面目に5分とかそのレベルでタイムを失う選手が出てくると思うし、それがフルームであってもおかしくはないと思う。