【ロードレース観戦記】ツール・ド・フランス2018 コースを眺める コース16~コース21
フィナーレのパリに向かう勝負の第3週。各賞争いも候補がかなり絞られている状況でどんな展開があるのか。
1週目と2週目のコースはこちらから。
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さて、見ていきましょう。
- 第16ステージ カルカッソンヌ~バニェール=ド=ルション 218km 山岳
- 第17ステージ バニェール=ド=ルション~サンラリ=スラン 65km 山岳
- 第18ステージ トリ=シュル=バイズ~ポー 172km 平坦
- 第19ステージ ルルド~ラランス 200km 山岳
- 第20ステージ サンペー=シュル=ニヴェール~エスプレット 31km 個人TT
- 第21ステージ ウイユ~パリ・シャンゼリゼ 115km 平坦
第16ステージ カルカッソンヌ~バニェール=ド=ルション 218km 山岳
休息日明けで200km越えの山岳ステージ。さらに一気に下ってフィニッシュとなにか起きそうな雰囲気が漂いますね。この先厳しいステージばかりなので、まだ勝利のないチームは積極的に逃げを打ってくるでしょう。マイヨジョーヌチームが上手くコントロールしきれないと、カオスな展開になってもおかしくないかも。
第17ステージ バニェール=ド=ルション~サンラリ=スラン 65km 山岳
来ました今大会の目玉ステージ。こんなコース誰も見たことないです。たった65kmの間に1級、1級、超級と3度の山越え。さらに、グリッドスタート採用という話も合って、全く展開が読ない。笑
今までのチーム戦略が通じない可能性が非常に高く、エース同士の一騎打ちがずっと続いた結果、信じられないくらいのタイム差が。
第18ステージ トリ=シュル=バイズ~ポー 172km 平坦
異例なステージの後は、おなじみポーの街にフィニッシュする平坦ステージ。マイヨジョーヌ争いがどうなっているかで少し展開は変わるかもしれないけれど、大集団スプリントの可能性が高いのは間違いないでしょう。
第19ステージ ルルド~ラランス 200km 山岳
山岳最終決戦。実質、山岳賞がこのステージで確定する。アスパン峠、ツールマレー峠、オービス峠とおなじみの登りをこなし、約20キロ下ってゴール地点。16ステージと同じで、ダウンヒラーが攻撃を仕掛けるには絶好のプロフィールだけど、大きな事故がないことを願う。
第20ステージ サンペー=シュル=ニヴェール~エスプレット 31km 個人TT
総合争い最終章。ここで総合優勝者が決定する。断面図を見るとかなりギザギザに見える。特に、28km地点にある平均10%というかなり厳しい坂が非常に気になるところ。ある程度馬力がないとこなすのは難しいかもしれない。ここで今年のマイヨジョーヌがほぼ決定する。
第21ステージ ウイユ~パリ・シャンゼリゼ 115km 平坦
いよいよツールもフィナーレ。今年もシャンゼリゼでスプリント決戦。去年はフルーネウェーフェンがロングスパートで力押し。今年はどんな結末が待っているのでしょうか。