【ロードレース観戦記】 ジロ・デ・イタリア2018 暫定スタートリストを眺める② ~FDJ・イスラエル・ロットスーダル・ミッチェルトン・モビスター・クイックステップフロアーズ~
前回に引き続き、ジロ・デ・イタリア2018の暫定スタートリストを見ていきたいと思います!
今回は
グルパマFDJ
イスラエルサイクリングアカデミー
ロット・スーダル
ミッチェルトン・スコット
モビスター
クイックステップフロアーズ
○グルパマFDJ
081 ティボー・ピノ(フランス)
082 ウィリアム・ボネ(フランス)
083 マチュー・ラダニュ(フランス)
084 スティーヴ・モラビト(スイス)
085 ゲオルク・プライドラー(オーストリア)
086 セバスティアン・ライヒェンバッハ(スイス)
087 アントニー・ルー(フランス)
088 ジェレミー・ロワ(フランス)
直前のツアー・オブ・アルプスでは、今大会でライバルとなるフルーム、アルらを抑えて総合優勝。
今大会は、ほぼその時のメンバーで今大会に乗り込んできた。
昨年のジロでは優勝したデュムランにTTだけで4分くらい遅れてしまったので、ここでどれだけ走れるか。
今年はまだTT走ってないので、未知数だけど、それも込みで初日のTTは要チェック。
○イスラエルサイクリングアカデミー
091 ベン・ヘルマンス(ベルギー)
092 ギヨーム・ボワヴァン(カナダ)
093 ザッカリ・デンプスター(オーストラリア)
094 アウグスト・イェンセン(ノルウェー)
095 クリスツ・ニーランズ(ラトビア)
096 ルーベン・プラサ(スペイン)
097 クリスティアン・ズバラーリ(イタリア)
098 ガイ・サジフ(イスラエル)
よくわからないプロコンシリーズ。
ヘルマンスで総合トップ上位が目標かな。ツアー・オブ・アルプスで総合13位に入ったりと、調子はよさそう。
直近のステージレース(2.1クラス)でステージ1勝と総合優勝したルーベン・プラサという選手も見てみたいな。
地元開催ということで、序盤のステージ2と3でレースをかき回してほしい。
○ロット・スーダル
101 ティム・ウェレンス(ベルギー)
102 サンデル・アルメ(ベルギー)
103 ラルスイティング・バク(デンマーク)
104 ヴィクトール・カンペナールツ(ベルギー)
105 イェンス・デブシェール(ベルギー)
106 アダム・ハンセン(オーストラリア)
107 トッシュ・ヴァンデルサンド(ベルギー)
108 イエール・ヴァネンデル(ベルギー)
鉄人アダム・ハンセンの20回連続完走が最注目(?)。
そのほかは、ウェレンスで総合10位狙えるかってところかな。
アルデンヌクラシックでは、ヴァネンデルに喰われて存在感が薄らいでる気がするので、ここで頑張ってほしい。
○ミッチェルトン・スコット
111 エステバン・チャベス(コロンビア)
112 サム・ビューリー(ニュージーランド)
113 ジャック・ヘイグ(オーストラリア)
114 クリストファー・ユールイェンセン(デンマーク)
115 ロマン・クロイツィゲル(チェコ)
116 ミケル・ニエベ(スペイン)
117 スヴェイン・タフト(カナダ)
118 サイモン・イェーツ(イギリス)
エースナンバーはチャベスだけど、一昨年ほどの勢いは感じられないかな。
ほぼダブルエースのサイモン・イェーツもカタルーニャ一周で総合獲ってたら、期待出来たんだけど、勝負弱さがぬぐえないですね。
とはいえ、強力な布陣であることは間違いない。ユールイェンセン、クロイツィゲル、ニエベと駒は揃っているだけに、序盤から積極的に仕掛けていければ、ダブルエースの強みが発揮されるような気がする。
○モビスター
121 カルロスアルベルト・ベタンクール(コロンビア)
122 リカルド・カラパス(エクアドル)
123 ビクトル・デラパルテ(スペイン)
124 アントニオ・ペドレロ(スペイン)
125 ダイエル・キンタナ(コロンビア)
126 ハイメ・ロソン(スペイン)
127 エドゥアルド・セプルベダ(アルゼンチン)
128 ラファエル・バルス(スペイン
キンタナ兄、ランダ、バルベルデがいないので、本気度はかなり低い。笑
エースがベタンクールだけど、総合トップ10が現実的な目標化。
リザルトを見ると、今年調子がハイメ・ロソンという選手の方が個人的には期待できるように感じる。
○クイックステップフロアーズ
131 エリア・ヴィヴィアーニ(イタリア)
132 エロス・カペッキ(イタリア)
133 レミ・カヴァニャ(フランス)
134 ミケル・モルコフ(デンマーク)
135 ファビオ・サバティーニ(イタリア)
136 マキシミリアン・シャフマン(ドイツ)
137 フロリアン・セネシャル(フランス)
138 ゼネク・スティバル(チェコ)
今年異常なほど勝ちまくってるクイックステップ。
絶対的なスプリントチームで、平坦区間は全て掻っ攫うんじゃないかと思える実力と勢いもある。
この大会でも勝利量産が目標で、エースはヴィヴィアーニ。昨年のジロはガビリアが勝ちまくったけれど、今年は彼で再現を狙う。
今日はここまで、次回はディメンションデータから!