【ロードレース観戦記】ジロ・デ・イタリア 2018 第3ステージ
ヴィヴィアーニが連勝!
マリア・チクラミーノはもう決まっちゃったかな~笑
さて、第3ステージは逃げ集団で喧嘩があった以外は何事もなく残り数km地点に。
写真だと仲良さそうなのにね。笑
まぁ、ボワヴァンからしたら、2日続けて邪魔された形になってるからフラストレーションはたまるよね。地元のチームだし。
和って大事ね。
さて、かなり頑張った逃げも残り6kmくらいで吸収。集団スプリントへ。
最後はランナバウトが9連続、さらに強烈な風と、前日以上にまた難しい状況。
そこで完璧なトレインを組んでいたのがクイックステップ。さすがとしか言いようがない。
びよーんと伸びたペロトンの先頭5名がクイックステップ。
ガンガン踏んで、他チームのトレインが崩壊していく。
180度ターンしたときに、エースのヴィヴィアーニは少し順位を落としたけれど、向かい風になることを計算していたらしい。
最後、サム・ベネットが明らかに進路ふさいでたけど、これはどうなんだろ(笑)
なにはともあれ、今日も強さを見せてくれました。
さぁ、休息日後はギザギザなステージで、ここまでそこまで出番の選手に出番がありそう。
山岳ポイントも含め、かなり楽しみなステージです。
【ロードレース観戦記】ジロ・デ・イタリア 2018 第2ステージ
ヴィヴィアーニが貫録の勝利!
マリアローザはスプリントポイントでボーナスタイムをゲットしたローハンデニスに移動!
いやー、予想以上にイロイロあったステージでしたね~。
まず、帰宅して映像見たらこんな映像だったんですよ。
えっ⁉どういう状況⁉笑
状況を理解するのにかなり時間かかりました笑
要するに、
総合トップと2秒差につけていたローハン・デニスが中間スプリントポイントのボーナスタイム3秒を獲得することで、今日のマリアローザ獲りを目論んでいるわけでした。
まさか、BMCがここまでやるとは。アシストは相当疲れたろうな。
チーム存続が危ぶまれる状況で、想像以上にアピールに必死なようですね。
今大会ナンバーワンの「目立ちたがり屋チーム」なのは間違いなさそうです。笑
ま、結果的にマリアローザ手に入れたんだから、OKか。
表彰式でのローハン・デニス。いい笑顔です。笑
さて、その後は特に何もなく市街地でのスプリント決戦へ。
かなり道が狭くて、デンジャラスな戦いでした。
コーナーも多く、集団がストレッチを繰り返す中で、どのチームもトレイン崩壊気味。
そんな中で、EFとBORAが比較的良い形で直線に。
と思ったら、左サイドからマレツコが突っ込んできたー!!!!
と思ったら、ヴィヴィアーニが超速で反応してぴったりと後ろ!
圧巻のスピードで直線一気で差し切ったー!!
ヴィヴィアーニはトレイン崩壊状態から勝っちゃったから、この後も勝利量産しそう。
他のチームは頭抱えてるでしょう。
あとは、マレツコは悔しいだろうな~。
ジロではまだ勝ててなくて、2着3回目。しかも、全部クイックステップの後ろという。
「またかよ~」という言葉が聞こえてきそうな、なんとも言えない表情が切ない……。
今大会で一回はクイックステップを倒してほしい。
このステージはBMCとヴィヴィアーニでしたね。
明日はどうなるか楽しみだ。
【ロードレース観戦記】ジロ・デ・イタリア 2018 第1ステージ
ついに開幕しましたね~!
デュムランが勝利。いやー、この男スゲーわ。
初めて欧州外からのスタートということだったけど、現地はすごい盛り上がってたね。
政治的にデリケートな土地なイメージあったけど、すごいきれいな町並みで行ってみたくなりましたね。
2位のローハン・デニス、3位のカンペナールも相当いいタイムだったけど、勝った選手が強かった。
注目されたフルームが37秒遅れっていうのは、出遅れ感が否めないかな。試走の時に落車して、かなり慎重に走ったんだろうなと推測。
その他の総合勢では、みんなそれなりのタイムにまとめた印象。一番タイム稼げたのは20秒遅れのサイモン・イェーツ。おそらく総合エースのチャベスが46秒遅れだけど、どういった戦法をとってくるのか楽しみ。 19秒遅れのピノも上出来でしょう。
逆にイマイチなのは、個人的に一押しだったミゲル・アンヘル・ロペス。53秒と結構遅れちゃいましたね~。
そのほかだとアルも微妙なタイム。
まぁ、致命傷にはなってないので、今後の頑張りに期待。
【ロードレース観戦記】 ジロ・デ・イタリア2018 暫定スタートリストを眺める④ ~スカイ・トレック・UAE・ウィリエール~
さて、最終回!早速いきましょう!
今回は
チームスカイ
トレック・セガフレード
ウィリエール・トリエスティーナ
○チームスカイ
181 クリストファー・フルーム(イギリス)
182 ダビ・デラクルス(スペイン)
183 フィリップ・ダイグナン(アイルランド)
184 セルジオルイス・エナオ(コロンビア)
185 ヴァシル・キリエンカ(ベラルーシ)
186 クリスティアン・クネース(ドイツ)
187 ワウト・プールス(オランダ)
188 サルヴァトーレ・プッチョ(イタリア)
フルームがグランツール3連勝を目指して、ジロに参戦。
アシストもエナオ、キリエンカ、プールスなどなどエース級がズラリ。特にプールスは、総合トップ5とかに入っても全く不思議じゃないしね。
サルブタモール問題で周囲の雑音が強くなって、本来エース担える人間が不満抱えてたりすると、空中分解の危険もあるけど……
楽勝でマリアローザを手にしても不思議ではないような布陣ではある。
○トレック・セガフレード
191 ジャンルーカ・ブランビッラ(イタリア)
192 マティアス・ブランドル(オーストリア)
193 ローラン・ディディエ(ルクセンブルク)
194 マルケル・イリサル(スペイン)
195 ライアン・ミューレン(アイルランド)
196 ジャコモ・ニッツォーロ(イタリア)
197 ヤルリンソン・パンタノ(コロンビア)
198 マッズ・ペデルセン(デンマーク)
コンタドールがいなくなって確固たるエースはいないけど、ゼッケン的にはブランビッラが総合ではエースなのかな~。
ただ、上位に食い込む力はないと思うから、パンタノ、ニッツォーロ、ペデルセンあたりを含めて、チャンスがあれば区間勝利を狙うのが基本線でしょう。
201 ファビオ・アル(イタリア)
202 ダルウィン・アタプマ(コロンビア)
203 ヴァレリオ・コンティ(イタリア)
204 ヴェガールステイク・ラエンゲン(ノルウェー)
205 マルコ・マルカート(イタリア)
206 マヌエーレ・モーリ(イタリア)
207 ヤン・ポランツェ(スロベニア)
208 ディエゴ・ウリッシ(イタリア)
エースは当然、昨年けがで欠場したアル。チームをUAEに移して、一年越しのマリアローザ獲りへ挑む。
アタプマ、ポランツェなど、アシストの結構充実しているし、可能性はあるかな。
ただ、そこまで調子がいいという感じはしないので、レース中に調子を上げていく必要あるかも。
ま、なんといってもTTで致命傷を負わないことが必須条件となる。
○ウィリエール・トリエスティーナ
○ウィリエール・トリエスティーナ
211 ヤコブ・マレツコ(イタリア)
212 リアム・ベルタッツォ(イタリア)
213 マルコ・コレダン(イタリア)
214 ジュゼッペ・フォンツィ(イタリア)
215 フィリッポ・ポッツァート(イタリア)
216 アレックス・トゥリン(イタリア)
217 エドアルド・ザルディーニ(イタリア)
218 エルゲルト・ズパ(アルバニア)
最後に来ましたよくわからないプロコン……だけどこのチームは大丈夫。笑
ヤコブ・マレツコがエースのスプリンターチーム。
なんといっても、去年のジロで2着2回。さらに、今年すでに8勝はちょっとヤバくないか?笑
まぁ、1クラスと2クラスが多いけど、ガビリアやコカールに先着してるので、力は間違いない。昨年の雪辱なるか⁉
【ロードレース観戦記】 ジロ・デ・イタリア2018 暫定スタートリストを眺める③ ~ディメンションデータ・EFドラパック・カチューシャ・ロットNL~
前回に引き続き、ジロ・デ・イタリア2018の暫定スタートリストを見ていきたいと思います!
今回は
ディメンションデータ
EFエデュケーションファースト・ドラパック
カチューシャ・アルペシン
ロットNLユンボ
○ディメンションデータ
141 ルイス・メインチェス(南アフリカ)
142 イゴール・アントン(スペイン)
143 ナトナエル・ベルハネ(エリトリア)
144 ライアン・ギボンズ(南アフリカ)
145 ベンジャミン・キング(アメリカ)
146 ベン・オコーナー(オーストラリア)
147 ジャック・ヤンセファンレンズバーグ(南アフリカ)
148 ジェイコブス・フェンター(南アフリカ)
ジロ初参戦のメインチェスで、総合トップ5あたりが目標だろうけど、ツアー・オブ・アルプスではイマイチな走り。
むしろオコナーのが勢いがあって、活躍が期待できるんじゃないかと感じる。
UCIポイントでワールドチーム最下位なので、積極的に逃げに乗ったりして、少しでもポイントを稼いでいきたいところ。
○EFエデュケーションファースト・ドラパック
○EFエデュケーションファースト・ドラパック
151 ネイサン・ブラウン(アメリカ)
152 ブレンダン・カンティ(オーストラリア)
153 ヒュー・カーシー(イギリス)
154 ミッチェル・ドッカー(オーストラリア)
155 ジョセフロイド・ドンブロウスキー(アメリカ)
156 サーシャ・モドロ(イタリア)
157 トム・ヴァンアスブロック(ベルギー)
158 マイケル・ウッズ(カナダ)
イロイロあって、世界一長い名前になったチーム。
ゼッケンがアルファベット順ではっきりしないけれど、総合はウッズだろうな。
昨ブエルタで総合8位、今期はリエージュ=バストーニュ=リエージュで2位と調子はよさそう。
平坦はイタリア人スプリンターのサッシャ・モドロ。うまくいけば、ポイント賞争いできるだけの力はあるでしょう。
○カチューシャ・アルペシン
161 マキシム・ベルコフ(ロシア)
162 アレックス・ドーセット(イギリス)
163 ジョセ・ゴンサルベス(ポルトガル)
164 ビアチェスラフ・クズネツォフ(ロシア)
165 マウリス・ラメルティンク(オランダ)
166 トニー・マルティン(ドイツ)
167 バティスト・プランカールト(ベルギー)
168 マッズウルス・シュミット(デンマーク)
うーん、小粒だね……。笑
まぁ、ここもほぼ2軍と言っていいんじゃないでしょうか。
トニー・マルティンの一撃に期待しつつ、チャンスがあったらステージを狙う感じだと思われる。
○ロットNLユンボ
171 エンリコ・バッタリーン(イタリア)
172 ジョージ・ベネット(ニュージーランド)
173 クーン・ボウマン(オランダ)
174 ヨス・ファンエムデン(オランダ)
175 ロベルト・ヘーシンク(オランダ)
176 ハイス・ヴァンフック(ベルギー)
177 ベルトヤン・リンデマン(オランダ)
178 ダニー・ファンポッペル(オランダ)
ジョージ・ベネットが総合エースで、表彰台が目標かな。ツアー・オブ・アルプスの走りはけっこう良かったので、可能性はあると思う。
総合は彼一本勝負だけれど、ヘーシンクあたりでステージ勝利獲りたいな~というのが一番だと思う。
今回はここまで!
次回はチームスカイから!
【ロードレース観戦記】 ジロ・デ・イタリア2018 暫定スタートリストを眺める② ~FDJ・イスラエル・ロットスーダル・ミッチェルトン・モビスター・クイックステップフロアーズ~
前回に引き続き、ジロ・デ・イタリア2018の暫定スタートリストを見ていきたいと思います!
今回は
グルパマFDJ
イスラエルサイクリングアカデミー
ロット・スーダル
ミッチェルトン・スコット
モビスター
クイックステップフロアーズ
○グルパマFDJ
081 ティボー・ピノ(フランス)
082 ウィリアム・ボネ(フランス)
083 マチュー・ラダニュ(フランス)
084 スティーヴ・モラビト(スイス)
085 ゲオルク・プライドラー(オーストリア)
086 セバスティアン・ライヒェンバッハ(スイス)
087 アントニー・ルー(フランス)
088 ジェレミー・ロワ(フランス)
直前のツアー・オブ・アルプスでは、今大会でライバルとなるフルーム、アルらを抑えて総合優勝。
今大会は、ほぼその時のメンバーで今大会に乗り込んできた。
昨年のジロでは優勝したデュムランにTTだけで4分くらい遅れてしまったので、ここでどれだけ走れるか。
今年はまだTT走ってないので、未知数だけど、それも込みで初日のTTは要チェック。
○イスラエルサイクリングアカデミー
091 ベン・ヘルマンス(ベルギー)
092 ギヨーム・ボワヴァン(カナダ)
093 ザッカリ・デンプスター(オーストラリア)
094 アウグスト・イェンセン(ノルウェー)
095 クリスツ・ニーランズ(ラトビア)
096 ルーベン・プラサ(スペイン)
097 クリスティアン・ズバラーリ(イタリア)
098 ガイ・サジフ(イスラエル)
よくわからないプロコンシリーズ。
ヘルマンスで総合トップ上位が目標かな。ツアー・オブ・アルプスで総合13位に入ったりと、調子はよさそう。
直近のステージレース(2.1クラス)でステージ1勝と総合優勝したルーベン・プラサという選手も見てみたいな。
地元開催ということで、序盤のステージ2と3でレースをかき回してほしい。
○ロット・スーダル
101 ティム・ウェレンス(ベルギー)
102 サンデル・アルメ(ベルギー)
103 ラルスイティング・バク(デンマーク)
104 ヴィクトール・カンペナールツ(ベルギー)
105 イェンス・デブシェール(ベルギー)
106 アダム・ハンセン(オーストラリア)
107 トッシュ・ヴァンデルサンド(ベルギー)
108 イエール・ヴァネンデル(ベルギー)
鉄人アダム・ハンセンの20回連続完走が最注目(?)。
そのほかは、ウェレンスで総合10位狙えるかってところかな。
アルデンヌクラシックでは、ヴァネンデルに喰われて存在感が薄らいでる気がするので、ここで頑張ってほしい。
○ミッチェルトン・スコット
111 エステバン・チャベス(コロンビア)
112 サム・ビューリー(ニュージーランド)
113 ジャック・ヘイグ(オーストラリア)
114 クリストファー・ユールイェンセン(デンマーク)
115 ロマン・クロイツィゲル(チェコ)
116 ミケル・ニエベ(スペイン)
117 スヴェイン・タフト(カナダ)
118 サイモン・イェーツ(イギリス)
エースナンバーはチャベスだけど、一昨年ほどの勢いは感じられないかな。
ほぼダブルエースのサイモン・イェーツもカタルーニャ一周で総合獲ってたら、期待出来たんだけど、勝負弱さがぬぐえないですね。
とはいえ、強力な布陣であることは間違いない。ユールイェンセン、クロイツィゲル、ニエベと駒は揃っているだけに、序盤から積極的に仕掛けていければ、ダブルエースの強みが発揮されるような気がする。
○モビスター
121 カルロスアルベルト・ベタンクール(コロンビア)
122 リカルド・カラパス(エクアドル)
123 ビクトル・デラパルテ(スペイン)
124 アントニオ・ペドレロ(スペイン)
125 ダイエル・キンタナ(コロンビア)
126 ハイメ・ロソン(スペイン)
127 エドゥアルド・セプルベダ(アルゼンチン)
128 ラファエル・バルス(スペイン
キンタナ兄、ランダ、バルベルデがいないので、本気度はかなり低い。笑
エースがベタンクールだけど、総合トップ10が現実的な目標化。
リザルトを見ると、今年調子がハイメ・ロソンという選手の方が個人的には期待できるように感じる。
○クイックステップフロアーズ
131 エリア・ヴィヴィアーニ(イタリア)
132 エロス・カペッキ(イタリア)
133 レミ・カヴァニャ(フランス)
134 ミケル・モルコフ(デンマーク)
135 ファビオ・サバティーニ(イタリア)
136 マキシミリアン・シャフマン(ドイツ)
137 フロリアン・セネシャル(フランス)
138 ゼネク・スティバル(チェコ)
今年異常なほど勝ちまくってるクイックステップ。
絶対的なスプリントチームで、平坦区間は全て掻っ攫うんじゃないかと思える実力と勢いもある。
この大会でも勝利量産が目標で、エースはヴィヴィアーニ。昨年のジロはガビリアが勝ちまくったけれど、今年は彼で再現を狙う。
今日はここまで、次回はディメンションデータから!
【ロードレース観戦記】 ジロ・デ・イタリア2018 暫定スタートリストを眺める①
さて、いよいよ5/4開幕にイスラエルで開幕する
『ジロ・デ・イタリア2018』
フルームの参戦でがぜん注目度が上がりましたね!
もう待ちきれないぜ!
そんなはやる気持ちを抑えるべく、先日発表された暫定スタートリストを見ていきたいと思います!
今回はゼッケンナンバー順に
チーム・サンウェブ
AG2R
アンドローニジョカトリ・シデルメク
アスタナ
BMCレーシング
ボーラ・ハンスグローエ
○チーム・サンウェブ
001 トム・デュムラン(オランダ)
002 ロイ・カーヴァス(オランダ)
003 チャド・ハガ(アメリカ)
004 クリス・ハミルトン(オーストラリア)
005 レナード・ホフステッド(オランダ)
006 サム・オーメン(オランダ)
007 ローレンス・テンダム(オランダ)
008 ルイス・ヴェルヴァーク(ベルギー)
言わずと知れた前回優勝チーム。
目標は当然、昨年の再現でトム・デュムランの総合連覇
エースアシストは、リエージュ12位のサム・オーメン。それ以外のクライマーは、テンダムくらいで、ちょっと弱い気が……。
ま、去年もそうだったから。笑
一番気になるのは、TTの距離が去年より短くなっていることじゃないかね。ここでフルームに遅れるようなら、結構厳しい戦いになるだろうな。
なんにせよ、大注目のチームであることは間違いない。
○AG2R
011 アレクサンドル・ジェニエス(フランス)
012 フランソワ・ビダール(フランス)
013 ミカエル・シュレル(フランス)
014 ニコ・デンツ(ドイツ)
015 ユベール・デュポン(フランス)
016 カンタン・ジョレギ(フランス)
017 マッテーオ・モンタグーティ(イタリア)
018 クレマン・ヴァントゥリーニ(フランス)
ジェニエスで総合トップ10を見据えつつ、どっかステージ取れたらいいな~っていう思惑でしょうか。
まぁ、フランスのチームなんで、ツールに全力って感じで、1.5~2軍に近い編成。
彼以外にもシュレル、デュポン、ジョレギとそこそこ登れる選手があるので、上手く逃げに乗れればワンチャン。
○アンドローニジョカトリ・シデルメク
021 フランチェスコ・ガヴァッツィ(イタリア)
022 ダヴィデ・バッレリーニ(イタリア)
023 マヌエル・ベレッティ(イタリア)
024 マティア・カッタネオ(イタリア)
025 マルコ・フラッポルティ(イタリア)
026 ファウスト・マスナダ(イタリア)
027 ロドルフォ・トレス(コロンビア)
028 アンドレア・ヴェンドラーメ(イタリア)
イタリアのプロコン。……全然わからん。笑
まぁ、ガヴァッツィがエースなのは間違いないと思うんだけどね。
ずっとワールドツアーで走っていて、ランプレに所属していた2011年には、ブエルタで区間勝利。今回はその再現を狙いたいといった感じでしょうか。
○アスタナ
031 ミゲルアンヘル・ロペス(コロンビア)
032 ペリョ・ビルバオ(スペイン)
033 ヤン・ヒルト(チェコ)
034 タネル・カンゲルト(エストニア)
035 アレクセイ・ルツェンコ(カザフスタン)
036 ルイスレオン・サンチェス(スペイン)
037 ダヴィデ・ヴィレッラ(イタリア)
038 アンドレイ・ツェイツ(カザフスタン)
今年はここまで好調のアスタナ。このレースにも強力なメンバーを送り込んできた印象で、かなり注目しています。
チームとしての第一目標は、ミゲルアンヘル・ロペスの表彰台かな。
昨ブエルタでブレイクして以降、今期もワールドツアーで2勝と総合表彰台3回と、ずっと良い走りを続けているので期待大。
脇を固める選手もルツェンコ、カンゲルト、LLサンチェス、ヤン・ヒルト、ヴィレッラと実力者ぞろい。
彼らがアシストに徹すれば、総合表彰台も十分射程圏内だと思う。
ただ、ロペスが初日のTTでずっこけたら、区間勝利を優先して動く気がしなくもない。
○BMCレーシング
061 ローハン・デニス(オーストラリア)
062 アルベルト・ベッティオール(イタリア)
063 アレッサンドロ・デマルキ(イタリア)
064 ジャンピエール・ドリュケール(ルクセンブルク)
065 キリアン・フランキーニー(スイス)
066 ニコラス・ロッシュ(アイルランド)
067 ユルゲン・ルーランズ(ベルギー)
068 フランシスコホセ・ベントソ(スペイン)
バッドニュースが続いて、チーム存続も危ぶまれているBMC。スポンサー獲得のためにも活躍が望まれるところ。
エースナンバーはTTスペシャリストのローハン・デニス。今シーズンすでに個人TTで3勝していて、レースでも独走から勝利を狙いたい。
総合エースはおそらくロッシュだろうけど、上位を狙えるかと言えば怪しいところ……。まぁ、移籍してから目立ったリザルトないので、そろそろ大きな戦績が欲しい。それよりも毎ステージ逃げを乗せて目立つ方を優先するはず。
○ボーラ・ハンスグローエ
071 ダヴィデ・フォルモロ(イタリア)
072 チェザーレ・ベネデッティ(イタリア)
073 サム・ベネット(アイルランド)
074 フェリックス・グロスチャートナー(オーストリア)
075 パトリック・コンラッド(オーストリア)
076 ルーカス・ペストルベルガー(オーストリア)
077 ミヒャエル・シュヴァルツマン(ドイツ)
078 リュディガー・ゼーリッヒ(ドイツ)
粒ぞろいだけれど、1.5軍といった感じがぬぐえない。
総合エースはフォルモロ。
ポイント賞はサム・ベネット。二人がどれだけ上位にいけるかって感じでしょうか。分業制で分かりやすい。笑
二人とも普段はアシストに回ることが多いので、エースになってどれだけ力を発揮できるか見ものです。
さて、今回はここまで、次回はグルパマFDJから!